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資料の内容
このリーフレットは、大臼歯(奥歯)の根管治療を受ける患者さんに向けて、CT撮影の重要性とその必要性をわかりやすく伝えるために作成された説明資料です。
見えづらい奥歯の根管構造は、従来のレントゲンでは把握しきれないことも多く、CTによる立体的な診断が治療の成功率を左右することを、患者の目線で理解できるよう設計されています。
●「CT撮影あり・なし」の違いをたとえ話で表現
「ゴールド免許を持っていても、霧の中の運転は難しい」
「晴れた昼間なら誰でも安全に運転できる」
このたとえを通じて、CT撮影の有無が“見えるか・見えないか”という明確な違いであることを伝え、
感覚的にも患者が納得しやすい構成になっています。
●MB2(4本目の根管)の存在とその難しさ
- 通常、大臼歯には3本の根管がありますが、実は30~70%の確率で4本目(MB2)が存在します。
- このMB2はレントゲンでは見つけにくく、見逃されたまま治療が終了することもしばしば。
- 結果として、治療後に痛みが残ったり、再感染してしまうケースの原因になることもあるのです。
この資料では、MB2を確実に治療するためにはCT撮影とマイクロスコープを活用した精密根管治療が必要であることを、
図解とともにわかりやすく説明しています。
●CT撮影の目的とメリット
- 根管の位置・形・数を立体的に把握することで、治療の精度が格段に向上します。
- 治療時間や回数を最小限に抑え、患者の身体的・時間的負担を減らすことができるというメリットも紹介。
- 「精度の高い診断と治療は、結果的に患者さんの負担を軽減する」という点がしっかり伝わる構成です。
なぜこの資料が必要か?
CT撮影と聞くと「本当に必要?」「余計な費用がかかるのでは?」と疑問を持つ患者さんも少なくありません。
しかし、奥歯の根管治療において見えないままの処置は、再治療や痛みのリスクを大きく高めてしまうことも事実です。
このリーフレットを用いれば、患者さんは「なぜCTが必要なのか」をしっかり理解したうえで治療に臨むことができ、
信頼関係の構築や説明の効率化にもつながります。
こんな歯科医院におすすめ
- CT・マイクロスコープを活用した精密根管治療を提供している医院
- 大臼歯の治療で再発・再治療リスクを最小限に抑えたい医院
- CT撮影の必要性をわかりやすく伝えたいと考えている医院
- 患者説明の質を上げたい・時間を短縮したい医院
- 保険外診療に対して納得してもらえる説明ツールが欲しい医院