休日に着る服を変えたい。でも、買って似合わなかった服をまた増やしたくない。そんなとき、月額で服を借りるサービスは気になる選択肢です。
メンズ服のレンタルが合うかどうかは、月額の安さだけでは決まりません。来月どこへ何回着ていくか、服を自分で選びたいか、返却を生活に組み込めるかで、購入との向き不向きが変わります。
服をすべて借りる必要はありません。手持ちに足す方法も含めて、費用と使い方を比べましょう。料金・条件は2026年9月14日の確認時点です。
レンタルと購入は、来月着る予定から比べる

最初に見るのは、クローゼットの不足と来月の予定です。「服がない」と感じても、仕事着は足りていて、休日の食事に着る一式だけが決まらないことがあります。その場合、通勤用の服までまとめて借りる必要はありません。
予定を仕事、休日の外出、少し改まった食事に分け、着られる手持ち服を書き出してください。靴とパンツが決まっていれば、上着とトップスを変えるだけで足りるかもしれません。服選びそのものから整理したい人は、手持ちの一式から服装を整える方法も参考になります。
| 今の状況 | 先に検討したい方法 | 判断する理由 |
|---|---|---|
| 同じ服を繰り返し着たい | 購入 | 気に入った服を期限なく使える |
| 普段と違う組み合わせを試したい | 提案型レンタル | 服の選定も相談できる |
| 収納を増やしたくない | レンタル | 返却によって手元の量を戻せる |
| 特定の商品・色・型が決まっている | 購入、または商品指定型 | 提案型では同じ品番を選べない場合がある |
| 一度だけの予定が迫っている | 手持ち・店頭購入・単発利用を比較 | 月額契約と配送待ちが目的に合うとは限らない |
| 返送する日を確保しにくい | 購入 | 集荷や発送の管理が不要になる |
これは優劣の表ではありません。たとえば服を探す時間が負担なら、購入費だけでなく「選んでもらえること」に価値があります。一方、好きな服を探すのが楽しみなら、その時間を減らすサービスは必要ないかもしれません。
レンタルを利用しても、下着、靴、雨の日の予備、返却中に着る服まで自動的にそろうわけではありません。プランの対象品を見て、手持ちで補える範囲を確認してから申し込みましょう。
月額だけでなく、着る回数と手元に残る服を見る
初月の割引と通常月の支払いを分ける
キャンペーン価格は試しやすさの目安になりますが、継続したときの負担とは別です。初月、2か月目以降、追加費用の三つに分けると、支払いを見通しやすくなります。
例としてSELECTのスタンダードプランは、確認時点で初月4,840円、通常月9,680円、5アイテムの案内です。プレミアムは初月8,250円、通常月16,500円、6アイテム。いずれも税込で、同じ「月額」でも初回と継続では金額が異なります。SELECTのプラン案内
スタンダードを3か月利用し、上記の初月条件が適用され、ほかの費用が発生しないと仮定すると、4,840円+9,680円×2で24,200円です。これは比較のための試算で、実際の請求総額は申し込み条件や利用状況で確認してください。
「1回着る費用」は予定回数で計算する
服を借りても、着る機会が少なければ月額を負担に感じやすくなります。通常月9,680円を月4回の外出で使うなら、外出1回あたり2,420円。月8回なら1,210円です。いずれも着用回数を仮定した単純計算で、1着ごとの料金ではありません。
ここで数えるのは、理想の回数ではなく、実際にその服を着られる予定です。仕事着としては使えない服を借りるなら、平日の出勤回数を計算に入れないようにします。旅行で家を空ける月も、普段と同じだけ着られるとは限りません。
購入も同じ期間と用途で比べましょう。仮に合計30,000円で購入した一式を30回着れば、購入代だけなら1回1,000円です。ただし、その回数を着るかどうかは購入前には分かりません。自宅での手入れ、クリーニング、保管の負担も残ります。
購入は服が残り、レンタルは選択を変えやすい
購入した服は支払い後も手元に残ります。長く着られる一式が決まっている人には、この点が大きな利点です。反対に、好みや生活が変わる時期には、残ることが収納の負担になる場合もあります。
レンタルは返せますが、支払った利用料がそのまま購入代金として積み立てられるとは限りません。気に入った服を買い取れるサービスでも、買取価格や利用料との関係は別に確認する必要があります。
「数か月借りれば必ず購入より得」とは考えず、同じ比較期間で支出と残るものを並べてください。
| 比較欄 | レンタルに記入するもの | 購入に記入するもの |
|---|---|---|
| 期間中の支払い | 初月+通常月+追加費用 | 購入代+補正代など |
| 着られる予定 | 配送・返却中を除いた着用予定 | 手入れ中を除いた着用予定 |
| 手入れ | 洗濯の可否、返却時の処理 | 洗濯表示に沿う管理 |
| 期間後に残るもの | 買取しなければ原則返却 | 購入した衣服 |
| 必要な手間 | 相談、受取、返送、契約管理 | 商品選び、手入れ、保管 |
メンズ服レンタルの主なサービスを用途別に比較
サービス名を横並びにする前に、「コーディネートを考えてほしい」「仕事着を回したい」「ブランド服を選びたい」のどれに近いかを決めます。同じ金額でも、届く服と任せられる作業が違うためです。
| サービス | 用途・選び方の特徴 | 料金を見るときの注意 |
|---|---|---|
| SELECT | 用途を伝えて服の提案を受ける | 初月と通常月、プラン別の点数を分ける |
| UWear | スタイリストにコーディネートを相談する | プラン内容と継続時の条件を確認 |
| ビズ服 | 複数の仕事着をまとめて借りる | 手元の着数と交換できる着数を分ける |
| AnotherADdress | ブランド服を自分で選ぶ | 借りたい商品と利用枠を確認 |
| Assistant | 国内ブランドを中心とする提案型 | 現行プランの金額と組み合わせを確認 |
| ワイクリン | ワイシャツのレンタルとクリーニング | 月ごと・隔月など配送間隔を確認 |
休日服を相談したいなら、SELECTとUWear
自分では選ばない色や形を試したい人は、用途を伝える提案型が候補になります。ただし「お任せ」は、希望を一切伝えなくてよいという意味ではありません。行き先、避けたい色、手持ちの靴、普段困っているサイズ感を共有したほうが、相談の前提をそろえられます。
UWearの公式プランは税込7,480円・10,780円・16,280円の3段階です。金額だけでなく、ジャケットの有無やコーディネートの構成を見てください。交換しない場合の翌月割引も案内されているため、毎月必ず交換する場合と同じ前提で計算しないようにします。UWearの料金プラン
年齢だけで候補を外す必要はありません。「30代向けだから合う」と考えるより、職場や休日にどんな服が必要なのか、希望するサイズに対応できるのかで相談するほうが具体的です。
仕事着の枚数が必要なら、ビズ服
ビズ服は確認時点で、6着9,900円、10着14,080円、15着16,170円の通常月額を案内しています。税込の金額です。ここでの着数は手元に借りる服の数で、毎回すべて交換できるという意味ではありません。
交換にはチケットの仕組みがあり、6着プランと10・15着プランでは1枚のチケットで交換できる着数が異なります。仕事で毎週着るなら、料金表に加えて、どの服をいつ替えられるかを確認しましょう。北海道・沖縄には地域追加料金の案内もあります。ビズ服の料金・交換案内
仕事着は会社の規定に合うことが前提です。ジャケットの必要日、許容されるパンツや襟元を伝え、休日用と同じ希望だけで申し込まないようにします。
ブランドを自分で選びたいなら、AnotherADdress
AnotherADdressは大丸松坂屋百貨店のファッションレンタルサービスで、月額5,940円からの案内があります。自分でブランド服を探したい人は、提案型との違いをここで比較できます。AnotherADdress公式サイト
気になるブランドの取り扱いがあっても、希望する商品のサイズや貸出状況がいつもそろうとは限りません。特定のイベントに着たい一着が決まっている場合は、ブランド名だけで判断せず、その商品の利用条件を先に見ます。
国内ブランドの提案を受けたいなら、Assistant
Assistantは国内ブランドを中心に、スタイリストが服を提案するサービスです。月1回の交換や、クリーニング・送料を含む案内があります。服のテイストに関心がある人は、掲載されている組み合わせを見て、自分の着たい方向に近いかを確認するとよいでしょう。Assistant公式サイト
料金は申し込む時点のプラン画面で確認してください。比較する際は、月額だけでなく、トップス・パンツ・上着の構成まで同じ欄に書きます。服の点数が違うプラン同士を、価格だけで順位付けしないようにしましょう。
シャツの洗濯とアイロンを減らしたいなら、ワイクリン
ワイクリンは、ワイシャツを借りてクリーニングも任せる仕組みです。休日のコーディネート一式を提案するサービスとは、解決する負担が異なります。
公式のアソートプランは月額9,980円、プレミアムは27,980円。ほかに月額8,180円で20枚を2か月ごとに届ける隔月プランなどがあり、配送間隔や選択できる内容が違います。税込価格を同じ「毎月20枚」の前提で比べないようにしてください。ワイクリンのプラン比較
シャツの管理が一番の負担なら、まずシャツだけを外に任せ、ジャケットとパンツは手持ちを使う方法もあります。
届く服・サイズ・交換で確認したいこと
サイズ名より、今の服の不満を伝える
いつもMを着ている人でも、服の形やブランドが変われば着心地は変わります。身長・体重だけでなく、肩が窮屈、袖が余る、パンツの腰が浮くなど、困っている箇所を伝えましょう。
可能なら、着やすい手持ち服の実寸を控えます。採寸する場所は商品やサービスの案内に合わせ、身体の周囲寸法と服を平置きした幅を混同しないようにします。厚いインナーを着たい場合も、最初の相談で伝える内容です。
「交換無料」の対象と送料を分けて読む
SELECTのFAQでは、初回に限るサイズ交換と、交換時の送料負担について案内があります。紹介ページでサイズ交換に費用がかからないと見えても、往復の配送まで無料とは限りません。初回か継続中か、交換できる理由、送料の負担を分けて確認してください。SELECTのサイズ交換FAQ
裾上げなどの加工も、自己判断で行わないようにしましょう。紹介ページとFAQで案内が異なる場合は、申し込み前に現行の対応を問い合わせます。「届いた後に自分で直せばよい」と考えて借りると、返却時の扱いに困る可能性があります。
希望と違う色だった場合と、着られないサイズだった場合では、相談の扱いが異なることもあります。どちらも無条件に交換できると考えず、最初に希望の範囲を共有しておきましょう。
返却から解約までを一つの予定にする

借りている間よりも、返すときの手順が生活に合うかを見落としがちです。到着した箱を置く場所、集荷を受けられる時間、近くの発送場所を決めておくと、返却のためだけに予定を組み直す負担を減らせます。
SELECTは返却時のクリーニング不要と、返送用の伝票を使った返却を案内しています。ただし、日常の着用中の手入れをどうするかは別です。洗濯や乾燥、しみ抜きをする前に、衣服とサービスの指示を確認してください。SELECTの利用案内
次の服が返却確認後に発送される仕組みでは、返した日と次の服を着られる日の間が空きます。毎日の仕事着を借りるなら、その期間に着る予備を手持ちで確保します。連休や旅行の前後は、配送と受け取りの予定も一緒に見ておきましょう。
傷や汚れに気づいたら、加工せず連絡する
通常の使用で生じた軽微な傷みと、修理が必要な破損や紛失は同じ扱いではありません。SELECTの規約では状態に応じた修理費や買取の扱いが定められています。どんな汚れでも追加負担がないとは考えず、気づいた時点で状態を記録して連絡します。SELECTの利用規約
到着時にも点数と状態を確認しておくと、最初からあった傷みを伝えやすくなります。返却前はポケットの中を見て、私物や付属品の入れ忘れ・返し忘れを防いでください。
返送しただけで解約完了とは限らない
SELECTの解約はLINEやメールでの連絡に加え、商品の返却確認が必要です。日割り返金もない旨が案内されています。請求更新日の前日に発送すればよいと自己判断せず、いつまでに何が完了している必要があるかを先に確認しましょう。SELECTの解約FAQ
スマートフォンの予定表には、着る日だけでなく、問い合わせ日、発送日、返却確認日を入れておくと管理しやすくなります。解約の受付連絡と返却確認の記録は、最後の請求を確かめるまで残しておきます。
SELECTを申し込む前に確認する条件
SELECTは、休日や仕事などの用途を相談し、服の提案を受けたい場合の候補です。特定のブランドや品番を確実に借りたい場合は、その希望がかなう仕組みかを先に確認してください。
最初の問い合わせは、次のように具体的にすると話が進めやすくなります。
休日の食事と買い物で月4回ほど着る服を考えています。手持ちは黒い靴とグレーのパンツです。肩が窮屈になりやすいため、対応サイズと初回サイズ交換の送料を確認したいです。○月○日に使いたい場合の発送見込みも教えてください。
この文面の回数や服は記入例です。自分の予定に置き換え、希望日を確約してもらったと受け取らないようにします。FAQでは初回発送まで3〜7営業日の目安が案内されているため、発送までの日数と到着までの日数を分けて見てください。
申し込み画面で確認するのは、通常月額、プランの点数、初月条件、サイズ対応、返却と解約の手順です。条件が自分の予定に合うことを確かめてから、SELECTのプランを確認すると判断しやすくなります。
手持ちの服を残して、小さく試す
レンタルか購入かを、クローゼット全体で一度に決める必要はありません。よく履くパンツと靴は購入品を使い、迷いやすいトップスや上着を借りる方法もあります。
試した月は「何回着たか」「組み合わせを自分で再現できそうか」「返送が負担だったか」を短く記録します。届いた点数ではなく、実際に役立った服と作業で継続を判断しましょう。
長く着たい一式が見つかったなら購入を考える。服を増やさず提案を受けることが役立つならレンタルを続ける。来月の予定と生活の手間に合うほうを選べば、月額の安さだけでは見えなかった違いが分かります。
※当サイトの画像の一部には生成UIによる画像が含まれています
